マキャベリ「君主論」(中公文庫BIBLIO 新訳 君主論)を読んだ。
シナリオを書くときのネタにでもなればいいと思って読み始めたが、思っていたより面白く、内容も短くまとまっていて読みやすかった。
本の内容は、国を運営する者が、どうすれば国を上手く治めていけるかというノウハウをまとめたものになっている。
中世のイタリアで書かれた本で、今とは社会制度も全く異なるため、書いてあることもそのまま全て現代にも通じるとは言えないが、人間の本質について普遍的に捉えている部分も多く、起業家や政治家など、人の上に立つ者の必携の書として、孫子などとともに挙げられることの多い本だ。
「マキャベリズム」という言葉は、目的のためには手段を選ばない、という意味で使われることが多いらしいが、本書に書いてある内容は、どれもしっかりと筋が通っており、客観的に見て納得できるようなものばかりであった。
とりあえず本の内容は面白かったし、話のネタにはなりそうな本であったが、僕自身、おそらく人の上に立つような事にはならないだろうと思われるので、僕の将来にほとんど役に立たないと予想されるところは残念なところだ。カッコワラ。
君主論
1:19 |
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2 コメント:
5月以降、ブログの更新間隔が空いていたので、嬉しい限りです。
大変申し訳ございません!!!
実はブログの更新がトロいのには、ちゃんと重大な理由があるのですが頑張って更新したいと思います!!!
今年中にあと2回は更新します!!!
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